前回の記事でブッダが悟りを開いた話について書いたので、今回は実際に訪問したブッダガヤについて。
コルカタからガヤ(Gaya)までは夜行電車で移動。
ガヤについたのは朝の6時。お待ちかねトゥクトゥクドライバーの客引き。
噂に聞いてた通りのしつこさ。
これまでの国の中ではダントツのねっとり具合。
愛想よくしてると30メートルくらいは、友達距離で並んで歩ける。
ド「どこ行くんだ?」
僕「いや、トゥクトゥク乗らない」
ド「ブッダガヤか?」
僕「いや、いいよ。歩いて行くから。」
ド「分かった、乗れ。」
僕「いや、乗らないよ」
ド「300ルピーだ」
僕「いや、だから乗らないって」
ド「いくらなら乗るんだ?」
僕「いや、だから乗らないってば!」
ド「200ルピーでどうだ?」
僕「おっちゃん何回言わすねん!!乗らへん言うてるやんけ!!(日本語)」
みたいな。
これにプラス「どこから来たんだ?俺、日本人の友達いるんだ。日本語も知ってるぜ!」みたいな超絶興味のない情報も付属してくる。
後から学んだけど
目を合わせない
相手の言葉に何一つ反応しない
ひたすら首を横に振りながら真っ直ぐ前を向いて歩く。
↑
これが1番いい方法。並走距離を5m位に抑えられる。
なんで無視するかって、駅とかバスターミナルとか観光客が降りる所のトゥクトゥクは、かなりの高確率でぼったくりやから。小さいお金を気にしない方はそのまま乗って構わない。その方が無駄な気力使わないで済む。
少し高かったけど、トゥクトゥクでブッダガヤ(Bodhgaya)まで。
翌朝、いよいよブッダが悟りを開いた菩提樹のある大菩提寺(Mahabodhi temple)に。
ホテルのオーナーのお父さんに自転車を借りて(笑)
入り口で携帯(タブレット)は預けないといけない。入場は無料だけど、カメラ、ビデオカメラを持ち込むのにお金が必要。
カメラは100ルピー(約170円)
ビデオカメラは、確か500ルピー(約850円)
お寺はかなり綺麗に整備されてる。
お寺の裏側に菩提樹がある。
目の前に菩提樹がある。ブッダが悟りを開いた場所に自分が立っている・・・。
この感動、なんて言葉で表現したら伝えられるやろか。
いや、仏教に興味の無い人からしたら、どんだけ熱く語っても、ただただ心の距離が開いていくだけかな。
でも、「君の名は」ファンの飛騨の聖地巡礼が世間で認められるなら、宗教好きのブッダガヤ訪問の感動も少しは理解して欲しい。
タイから来た僧侶たちに交じって、かなり長い時間木の下で過ごした。仏教の聖地だけあって、周りにはいろんな国がお寺を建てている。お寺巡りも楽しい。
ど直球な訳。
確かに大きけど!
これはちなみに日本が建てた大仏。
いくつかお寺を回って、ホテルに戻った。
今回のホテル、部屋はキレイ。掃除も良くされてる。ただオーナーが少し難あり。
超せっかち&ヒステリック。
そして、必死にお金を稼ごうとしてくる(ぼったくりという意味ではなく)
・バイクでツアー連れてくよ!
・日本で宣伝して!
・大麻買わない?
・駅で誰かに会ったらこのホテル良かったよって言って!
という感じ、かなり必死。これが軽く・・・いや、かなりウザい。
「そんなにお金稼ごうとしないでよ。ゆっくりさせて。」
って、穏やかに言ったのに「お金稼がずにどうやって子どもを育てるんだ!」って軽く怒られる始末。
あぁ・・・ダメだこの人、余裕ないんだ。て聞き流すことに決めた。
部屋は2階。
こんな感じで、写真忘れたけど中もキレイ。
あれ、3階あるじゃんって階段を進むと・・・
おぉ!?
おぉっっ!!??
屋根ない!!
子どものことももちろん大事やけど、とりあえずは屋根作れよ!!
見切り発車感すごい。こんなお父さん嫌や。
翌日は土砂降りの雨。当然、階段はお洒落な滝のオブジェへと姿を変えた。
子どものためにも、まずは屋根だよ。お父さん。
オーナーの望み通り日本に向けてしっかり宣伝してあげよう。
名前はアンスーゲストハウス。1泊300ルピー。
覚えてることは、それだけ!!
次回はバラナシに行った話。
到着後数分で日本での「普通」がぶっ壊れた話
です。