ピィ(Pyay) から、バカン(Bagan) に電車で移動。ピィ駅からは電車が出ておらず1つ隣の駅までバイクタクシーで。
夜の23時発。
外国人には一般チケットは売ってくれないらしく、1つ上のクラスの席になった。
強制的VIP待遇。
電車を待ってる間にイギリス人のクリスさんと仲良くなる。見た感じ60歳くらい。元々していた仕事やめて、中国で英語の先生してるらしい。
少し遅れて、電車は出発した。
VIPクラスなだけあって、十分なスペースもあり、じきに眠りについた。
寝たり起きたりを繰り返してるうちに、外が明るくなってきた。
時計を見たら午前6時。
かれこれ7時間程は走ったことになる。さてさて、どれくらい進んだかなと、地図アプリで確認してみた。
その距離なんと
約40Km
7時間で40Kmということは、、、
時速6Kmくらい。
ほぼ徒歩。
隣に座るクリスさんに、この衝撃的事実を伝えると
「40Km!?・・・さすがVIPクラスだね。」
って。笑
しばらく走ったら、電車停車。
さらに悲しいお知らせ。
電車故障。
トラックで違う駅まで移動してそこから別の電車に乗るらしい。
何もない駅でトラックを待つ。
せっかくなので近くの村を散策。
駅に戻ってトラックを待つ。
・・・待つ。
・・・待つ。
・・・待つ。
待つこと3時間半、トラックが来た。
足元、中身丸見え。
こういう無茶な車を見ると途上国に来てるなーと感じる。
30分ほど走って、駅に着いて電車に乗り込み。電車は出発した。
そこからは何の問題もなく電車は走り続けた。
バガンに着いたのは19時。
移動時間は約20時間。
予定より11時間遅れ。
この旅の遅延時間、最長記録を更新。
駅から町まで結構距離があったけど、歩くつもりでいたら、クリスさんが一緒にタクシー乗っていいって言ってくれたので、お言葉に甘えさせてもらった。感謝。
いろいろあったけど、無事にバガンに着くことが出来ました。
次回はバガン観光について。
「ひ、広すぎるぜバガン遺跡」
です!