インドからの国境を越え、ネパールのルンビニに到着。
ここはブッダが生まれた場所として、仏教四大聖地のひとつに数えられています。
というわけで、今回はブッダの誕生についての話。
ブッダの誕生
ブッダのお母さんであるマーヤー夫人はある日、天界から降りてきた白い象が自分の右脇に入る夢を見ました。その次の日にブッダを妊娠します。
そして、出産の準備のため生まれ故郷へ向かう途中、休憩中に無憂樹の枝に手をかけた時に、右の脇からブッダは生まれました。
そして、生まれた瞬間7歩あるいて、右手で天を指差し、左手で地面を指差し
「天上天下唯我独尊」
と言ったそうです。
これが、その銅像
・・・はい!!誕生までの経緯と銅像の雰囲気、何度もツッコみたい気持ちが湧いたと思います。
が、こらえて頂いて。仏教ではそう言い伝えられていますので。笑
もちろんブッダの偉大さを表現するために後の仏教徒が考えた設定だと思います。
実際に生まれた赤ちゃんがすぐ歩いて、銅像のような堂々とした態度で、こんなセリフ吐かれたら、感動もなけりゃ、可愛くもない。
ただの恐怖です。笑
実際のルンビニ
敷地内は綺麗に整備されていました。
中心にあるマヤ・デヴィ寺院の中にブッダが生まれた場所を示す石碑・・・というか、石がありました。
石碑の写真撮影は禁止でした。
きっと多くの人がルール違反したんでしょうね。監視のガードマンが一緒に見に来た友達くらいの近距離で見張ってました。笑
この手前に写っているプスカリニ池は、マーヤー夫人が出産の前に沐浴し、仏陀が生まれた際に産湯として使われたと言われています。
周りには、ダラダラするインド人、Myクッション持参で瞑想する欧米人の集団、菩提樹の下で祈祷するインド人、いろんな人が思い思いの時間を過ごしてました。
以上、ブッダ誕生の地、ルンビニについてでした。