十日間の静かな瞑想の時を過ごして、ゴーラクプルの町に戻ってきた。
鳴り止まないクラクションと大量の人、人、牛、人、牛・・・。インドの喧騒がすぐに現実世界の混沌を感じさせてくれる。
インドらしいこのうるささ・・・
好きになれない。笑
でも大丈夫、この日から少しの間はこの喧騒とはおさらばなのです。なぜなら、ネパールのルンビニという街に向かうから。
ゴーラクプルはネパール行きのバスの起点になっている町なので、国境の町の名前「スノウリ!!」とお兄さんが叫んでるバスに飛び乗るか、「スノウリ!!」と叫んでいればバスは見つかる。
今までの国境と少し違ったのは、イミグレーションオフィスが国境から少し遠いところにあること。
バスを降りて国境の方向に歩いていたら、イミグレーションは逆方向だよ!とおじさんが教えてくれた。
言われた方向に歩くと看板が。
手続きは簡単で何の質問もされず、パスポート渡したらすんなり出国スタンプゲット。
オフィスを出たら「マネーチェンジ!マネーチェンジ!」のおじさん数名に囲まれる。
持っていたインドルピー(日本円で3000円分くらい)を、ネパールルピーに変えた。すると、おじさん
「それじゃ少ないよ。ルンビニはブッダが生まれた神聖な場所だから、銀行のATMはないよ。」と。
スマホの地図アプリでATMを検索したら、あるよね。ATM 。しかも、何個か。
携帯を見せて「いや・・・あるやん。」と言ったら
おじさん「いや、これ、ネパールの銀行だから、お前のクレジットカードは使えない。ドル紙幣ここで換金しとかないと、お前困るよ?」
・・・。
先に、答え言います。
普通にATM使えますから!!
神聖な町ルンビニでもATMはフル稼働じゃボケ!!嘘つきオヤジめ!!
・・・あ、アカン、瞑想した所やった。怒りに反応しない反応しない・・・。
これぞインドの醍醐味。人を見る目と判断力が試される。
当の明石はというと、大方予想はついてたので、おじさんの言葉など信じず追加の換金はしませんでした。
長旅では貴重なドル紙幣を無駄に減らさずに済んだ。
こんな道を国境に向かって少し歩く
国境が見えてきた。
歩いて国境を越える。
そして、すぐ右側にあるイミグレーションオフィスにて、ネパールの観光ビザの申請。
ネパールはビザが必要ですが、国境で簡単に申請取得できる。
必要なものは、パスポート、証明写真1枚、ビザ代(ドル紙幣)
ビザの料金は滞在可能な期間によって変わる。
15日間・・・25USドル
30日間・・・40USドル
90日間・・・100USドル
私は15日間のビザを申請。厳しい質問などなく、少し待つとビザは出来上がります。晴れてネパール入国!
イミグレーションオフィスを出て目の前のにとまっていたリキシャー。
なんだか歓迎された気分。笑
というわけで、ブッダ生誕の地ルンビニを目指します!!
続きは次の記事で!