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初対面とか関係ない~ミャンマー(パアン)~

晩御飯を食べに行こうと、ホステルを出た所で、ドイツ人の女性と玄関で重なった。そのまま、晩ご飯を一緒に食べることに。

(ありえない展開と思われるかもしれませんが、こういう旅ではよくある事なんです)

名前はアナベルさん。
大学卒業して栄養士さんになるらしい。

ご飯食べてたら、40代くらいのミャンマー人女性(お名前ユィンさん)が近づいてきて

「どこから来たの?もしよかったら、私の親戚の家に来ない?」との、お誘い。

協力隊時代、フィジーでこういう展開何回もあって、知らない人の家によく行った。首都に行く時にバスでただ隣の席やった人の家にそのまま泊まったこともある。フィジー人のフレンドリーさ、今思うと異次元。

普通はそういう誘い、嫌がるんじゃないかなー。と思ったらアナベル

「え!面白そう!!行くよね?!」ですって。

なかなか冒険心のある子でございます。

ということで、翌日アナベルと2人で、ユィンの親戚の家に。

バイクタクシー、3人乗り。

たぶん合法なんでしょう、ミャンマーで最高5人一緒に乗ってる所見たかな。

予想以上に遠く、1時間近くかかって親戚の家に到着。

ユィンが「ここで待ってて」と、広い庭のど真ん中にプラスチックのイス2つ提供してくれた。

広い庭に外国人2人、ポツンと椅子に座る。奇妙な光景。
近くに画家でもいたら、きっと綺麗な絵が描けたと思う。

そして、衝撃の展開。

親戚からの受け入れ拒否。

しどろもどろし始めるユィン。

ニヤニヤし始める僕とアナベル。

近くに親戚がもうひと家族いるらしく、そこに行くことに。

今回は拒否されずに入室できた。

家の中に入って、椅子に座らされる。
少し談笑してたら、

ユィン「写真撮って!」

僕「あ、一緒に?」

ユィン「いや、私と親戚の。」

僕「俺のカメラで?」

ユィン「そう。」

揺らがない真っ直ぐな瞳でおっしゃるので、ありがたく撮影させていただきました。

こちらです。

どんなリアクション取ればええねん!!

というツッコミは、どうぞ心置き無くコメント欄にでも発散してくだい。

しばらくして、ユィンが

「そろそろ帰ろうか!」と。

往復2時間かけて行ったのに

その滞在時間・・・

たった30分。

ショートホームステイの最短記録更新。

帰りのトゥクトゥク見つけて乗る時に、

ユィン「私、もうお金なくて払えない・・・。けど、一緒に乗ってもいい?」としどろもどろ再び。

アナベルと2人でトゥクトゥク代払ってホステル到着。

僕らの方が先に降りて、「バイバーイ」と手を振るユィンを見送り、しばらく息が止まる。
姿が見えなくなったの確認した瞬間「・・・いやいや!!今日の展開なんだったの!?」と2人で爆笑。

でも、こういうのも旅行の醍醐味だよね!いい思い出!と、無邪気に笑うアナベルの笑顔が、この日の一番の思い出。

道中撮った記念写真。アナベルとユィンさん。

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