育って来た環境が違うから〜すれ違いはしょうがない~。
てね、そう。価値観って難しい。
「嬉しい」「楽しい」「嫌」「悲しい」などなど、感じ方の基準は人それぞれ違うから。
必死に探して、似合うと思ってプレゼントしたニット帽、1度しか被って貰えなかったり。
笑ってもらえると思って体を張ってボケたら「ホンマに恥ずかしいから、やめて。」って、真顔で止められたり。。。
若かりし頃の個人的な思い出ですけど。笑
同じ日本文化に生きてても、すれ違うことはある。
それが、外国となるとどうでしょう。
今回は「楽しさ」ついて。
ハノイからフエという街まで夜行バスで移動。バスの座席がベット型。一人暮らし中、たまに押し入れで寝てたくらい閉所大好き症の僕にとっては幸せな空間。
ホステルで出会ったリトアニア人のイヴァン君と、カナダ人のセラさん。
イヴァン君が「今から公園に行くけど、一緒に来る?」って誘ってくれて、3人で一緒に行くことに。
以下、自転車で公園に向かう途中の会話。
明石「その公園、なんか特別なものでもあんの?」
イヴァン「うん、大きいアスレチックとか、プールとかウォータースライダーとか、あるよ」
明石「へぇー!そんなんあるんや!暑いし、泳げるのええな!」
イヴァン「いや、数年前に営業終了してるよ。」
明石「は?どゆこと?!今はどうなってんの?」
イヴァン「今?ただの廃墟。」
ただの廃墟。
もう、数年前に営業終了した公園に行く意味が理解できない。予想つくじゃん。どうせボロボロの遊具とか、落書きされたアスレチックがあるだけでしょ。それのなにが楽しいの??
って思てたのに、欧米人めっっっちゃ来てる!!!!!
え?!なに?!欧米ではそういうアクティビティあるの?!
ってぐらい。来てる。
地元民はバーベキューしてた。
やり方がものすごいワイルド。笑
そして、公園にあったのは予想通りの廃墟。
嘘偽りない、ただの廃墟。笑
水のないウォータースライダーを滑ってるイヴァン君。
スタジアム的なところ見てるイヴァン君。
おそらく、少年時代の冒険に行こうよ!的な感覚の楽しさなんやろね。楽しいのちょっとは分かったよ。
でもそれ以上に、終始楽しそうにニヤニヤしてるイヴァン君を見る方が楽しかった。笑
ホステルにあったガイドブックに載ってたからそういうの好きな人はおるみたい。
自分の価値観だったら、絶対行かんであろう場所に行けて良かった!あんなに楽しそうなイヴァン君見ると、そういう楽しみ方もあるんだねって思えた。
ありがとうイヴァン君。
ということで、誘われたら興味がなくてもやってみるのはあり。
絶対おもんないやろ!っていうのも、自分の価値観の中だけやで。知らない楽しみ方を知るのも楽しいし、やってみたら意外と楽しいかもや。
ということで、日本帰ったら誰か一緒に廃墟に行きましょう!